こんにちは、あおです
ゴミ収集の会社に勤めてもうすぐ10年
現場の仕事はひと通り経験してきました
ゴミ収集の仕事は体力的にキツイ仕事と言われるてますが
一体どんなところが体力的にしんどいでしょうか?

トラックの乗り降りの回数が多い
ゴミの収集箇所が300件あった場合
単純に考えて最低300回トラックの乗り降りをしないと行けない訳です
もちろん収集箇所が近い所はそのまま走って取りに行きます
これに加えてビン、缶などの不燃物は上の高欄部分に載せないといけないので
上り下りの作業も加わってくる
何回も乗り降りをしていると
まず膝に負担がかかり足が痛み出します
そして腰、腕が痛みだす
腰痛持ちも多くヘルニアの手術を受けた人も周りに何人かいます
腰の痛みが少し良くなったかなと思ったら、今度は別の部分が痛み出す
とにかく体全体を使うので、常に体のどこかが痛む
とにかく走る
トラックから降りたらとにかく走ります
特に道が狭い場所など邪魔になるので急いで収集しないといけない
通勤、通学の時間帯はなおさらモタモタしてると渋滞になります
中には何時までに収集といった時間指定もあるのでとにかく走ります
ゴミの出る量は一定ではないし、工事や事故渋滞などもある
遅くなるとゴミの受け入れ先の搬入に間に合わない場合もある
運転中だけが休憩時間といった感じになります
雨の日 雪の日も収集

当然ですが雨が降ろうと雪が降ろうとゴミの収集はあります
なんなら台風、災害時でも出勤
そもそも出勤も難しいんですが
ゴミの量は少なくても契約上行かないといけない
夏場は蒸れるので、基本雨が降っても合羽は着ません
大雨の日仕方なく合羽を着てまる1日収集すると
長靴の中にかいた汗が溜まりびしょ濡れになります
最初は長靴に穴が空いてるのかなと思っていたら
蒸れて吹き出した汗が下に流れて溜まるんですね
ほっとくと結構な量たまるんで雨の日でも合羽も長靴も履かない人も多い
着替えを持ってきていてもどうせすぐ濡れるんでそのまま作業続けます
真夏と真冬の格好が同じ
真冬でも収集が始まるとすぐ暑くなります
1年通してインナーは夏用のクールドライ
寒いからといってヒートテックなんか着てると
暑くて仕事にならない
会社支給の防寒着がありますが
作業中はほぼ着たことないです
まとめ
ゴミの収集の仕事は結局、件数まわって量を取ってなんぼです
短時間で数多く件数まわる方が生産性が高いので
どうしてもハードワークになる
件数の多いハードなコースの担当になるとみんな痩せていきます
これが夜勤のコースになるとなおさらです
最初太っていた人も大抵ガリガリに痩せていきます
体を動かす事が好きな人は向いてると思いますが
これが毎日の事になると体に負担がかかってきます
毎日の自己管理、健康管理が必衰な仕事です
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